プレゼンバイブル 八幡紕芦史著
プレゼンバイブル 八幡紕芦史著
本書のタイトルは、「プレゼン」となっています。
が、この本はプレゼンに限らず、会議やミーティング、日常の会話まで、あらゆる会話・説得の場面に使えるテクが解説されています。
自分的には、プレゼンする機会もしばしばありますので、とても参考になりました。
では、amazonの内容紹介から。
■内容紹介
全てのプレゼンターのためのバイブル登場!
日本人のプレゼン下手は「プレゼン=パワーポイント」という勘違いに根ざしている。
本書では、「プレゼン=コミュニケーション」という考え方に立ち、コミュニケーションで勝つプレゼンの極意を紹介する。
初心者から熟練者まで使えるプレゼン・バイブル登場!
内容(「BOOK」データベースより)
こうすれば必ず説得できる!セールス、交渉、会議、スピーチ、面接…、あらゆるビジネスシーンで劇的な効果を発揮する「人を動かす極意」をあなたに伝授します。
この一冊で成功プレゼンのすべてがわかる。
■著者さんについて
八幡 紕芦史(やはた ひろし)さん
国際プレゼンテーション協会 理事長。経営コンサルタント。アクセス・ビジネス・コンサルティング株式会社代表。
日本におけるプレゼンテーション分野では、先駆者であり、第一人者である。
プレゼンテーション能力の向上や 啓蒙活動に寄与。
これまでに、企業団体のプレゼンテーションの教育や支援、大学でのプレゼンテーションの理論の指導を数多く手がける。
また、一方で、経営コンサルタントとして多くの企業のマネジメントに助言、指導、支援をおこなっている。
著者さん略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
経営コンサルタント、アクセス・ビジネス・コンサルティング株式会社代表。NPO法人国際プレゼンテーション協会理事長。大学卒業後、社会人教育のための教育機関を設立し、企業・団体の人材育成に携わる。コミュニケーションに関しての造詣が深く、経営コンサルタントとして、様々な企業や団体で、ビジネス・プロフェッショナルとして必要なリテラシーを支援、開発、養成、指導の助言、指導を行っている。また、日本におけるプレゼンテーション分野では、先駆者として、その能力向上や啓蒙活動に寄与し、これまでに、企業や団体におけるプレゼンテーションの教育や支援、大学におけるプレゼンテーション技術の指導などを手がける。関連書籍や雑誌の執筆も多数、講演活動でも活躍。プレゼンテーション分野の第一人者。主な専門分野は、プレゼンテーション技術、論理的思考技術、ビジネス戦略、変革のリーダーシップ、ミーティング・マネジメント、チーム・ファシリテーションなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■レバレッジ・メモ
◇プレゼンテーションの作戦
①聴き手を知ること(何を聞きたいと思っているのかを知る)
②目的の明確化(聴き手の聴く目的を知る)
③場所を整える(聴き手が集中できる環境を提供する)
◇聴き手の課題を解決する
聴き手の課題は2種類ある。
・聴き手自身が気づいている課題
・聴き手自身が気づいていない課題
聴き手が知りたいことは、「どんなメリットがあるか」。
◇再度、結論で締めくくれ!
まずは、結論を述べる。
次に、その原因や根拠を述べる。
そして、最後に結論を再度述べることで、理解力が高まる。
◇行動を促して終える…本書のレバレッジメモ大賞
聴き手が理解した、だけで安心してはいけない。
聴き手が合意した、だけでも安心してはいけない。
聴き手に理解させ、合意させ、さらに実際に行動してくれることを確認して閉める!
自分の足りない所がこのポイントです。
ほとんどのシーンで、説明を終了し、理解してもらって終えていますからね…
行動確認することで、その後の時間短縮やスケジューリングの面で、大きなメリットがあると思います。
◇ボディランゲージ
「本日はようこそお集まりいただき、ありがとうございます!」では、真意は伝わらない。
「ようこそお集まりいただき・・・」を手を広げながら言ってみる。
うーん、これは少し恥ずかしいですね。
なんとなくわざとらしい印象をあたえるのでは、という感じもしますがどうなんでしょ?
◇見せてから言え
ボディランゲージの続きです。
順番は、ボディランゲージをしてから、説明をする。
ホワイトボードを使う際は、書いてから、もう一度書いた内容を言う。
書きながら言うとか、言ってから書くというのは、聴き手を退屈させるので、ダメ!
◇ボディ・マニュピュレーションに気をつけよ!
ボディ・マニュピュレーションとは、使ってはいけない身体的操作。
たとえば、机をコツコツやったり、貧乏ゆすりをしたり、などです。
こうした行動は、「精神的に不安定な状態」であることを示しています。
精神的なストレスが掛っているときに行ってしまう動作なので、辞めた方が良い。
◇聴き手を観察する
話し手が聴き手に質問をする。
そうすることで、聴き手はおちおち寝ていられない、という状況になる。
◇質問はいつでも受けよ!
「ご質問は最後にお願いします」と言うセリフの真意は、「黙って最後まで聴け!」となる。
質問は後回しにされると、聴き手は疑問を持ったまま話を聞き続けることになる。
なので、質問は常に受け付けること!
◇質問は繰り返す
「…と言いう質問ですね」
「つまり、ご質問は…ということですね」
を言うとよい。
メリットは2点あるようです。
・考える時間を稼げる
・聴き手が聞きたいことを確認しているので、的外れな回答をせずにすむ
質問の途中で、「はい、はい、はい、…」とやるのはご法度。
「わかったから、もうやめろ」というニュアンスで伝わる恐れがある。
◇質問を褒める
・いい質問ですね
・非常に重要な質問です
・とてもユニークな観点からの質問ですね
⇒時間を稼ぐために発するセリフ
質問の回答がわからないときは、
「非常に大切な点だと思いますが、逆にあなたはどのように、お考えですか?
ぜひ、意見をお聞きしたいのですが…」
と切り返す。
◇通り魔対策
↑のようなセリフを言ったあと、
「答えるのは私ではなく、あなたでしょう!」と言われたら…
誠意をもって対応する。
「このように考えますが…」
「そうですね、そういう考えもあります」
「おっしゃる通り、矛盾があるかもしれません」
「それは今後の課題と考えます」
など。
誠意を尽くすと、他の聴き手があなたの誠実さに好意を寄せる。
そして、質問者に対して敵意をもつ。
あなたにとって、目の前の質問者はどうでもいい。
他の聴き手を味方にするために、誠意を尽くして対応し、そして時間切れを待つ。
◇聞き手に質問する際の3つのルール
①質問の種類を選ぶこと。
聴き手の知識(知っているか、知らないか)は、聞いてはいけない。
意見を質問する。
②話と直接関連することを質問する
③「ご理解していただけましたか?」と聞いてはいけない。
聴き手が理解しているかどうかは自分で判断する。
理解したかどうかは、聴き手を観察していればわかるはず。
◇情報を削ぎ落とす
定量化されたデータは、グラフ化する
定性的なデータは、チャート化する
◇自分の言いたいことを話すな
相手が聴きたいことを、聴いたい順番で話す。
プレゼンテーションはプレゼント。相手の欲しいものを贈る。
■感想など
一気に読みましたが、この本も体育会系のノリで書かれています。
自分は、学生時代に学会で発表する機会が何度か会ったのですが、聴き手はみんな年上の教授、助教授たち。
当然、年も知識も上の人たちでした。
いきなり、回答不能な質問が飛んできたりするので、いつも冷や冷やな気分で、質問タイムを過ごした経験があります。
そんなとき、この本に書かれている内容を知っていれば、と強く感じました。
ですが、本書に書かれている内容は、仕事でも日常でも、いろんな場面で使うことができます。
早速今日から実践ですね。
■目次
★プレゼンのゴールデンルール★
1.プロであることを示せ
2.ジェット機を操縦する
3.成功のピラミッドをイメージせよ
4.“時の権力者”を捜せ
5.聴き手はあたかも恋人のように扱え
6.聴き手を主語にして語れ!
7.コンビニ帰りにプレゼンをするな
8.多くを語るな
9.聴き手の問題を示せ
10.ガチョーンの法則
11.結論をひと言で言え!
12.猿に餌を与えるな
13.羊の群から目を離すな
14.カボチャを吟味しろ
15.聴き手の前で考え込むフリをせよ
16.眠っている聴き手を見つけたら自分を責めよ
17.聴き手の行動を引き出せ
18.感情を伝えろ
19.間違ったときは、間違ったフリをするな
20.聴き手の頭に詰め込むな
21.プレゼンのレシピを作れ
22.スパイスを振りかけろ
23.時間泥棒の汚名を着るな
24.聴き手の利益を語れ
25.聴き手の正面に立て
26.急ぐべからず
27.プレゼンの前には靴を磨け
28.聴き手と対立するな
29.喋り続けるな
30.情報を与えれば与えるほど、聴き手は混乱する
31.言いたいことを言うな、聴きたいことを言え
32.相手を知らずして結婚を申し込んではいけない
33.恋人に囁くように話せ
34.3つ以上は混乱する
35.地図を示せ
36.陰謀に嵌るな
37.時間を稼げ
38.聴き手には時間を忘れさせよ
39.感動的に締めくくれ
40.最悪を想定せよ
41.手順を踏んで話せ
42.作戦を立てよ
43.テレビショッピングの法則
44.聴き手の利益を語れ
45.聴き手を愛せ
46.集中力を阻害する要因を排除せよ
47.聴き手の前で沈黙せよ
48.反芻せよ
49.聴き手を裸にせよ
50.プレゼンマスターへの道を進め
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